打診と提案の違い

打診と提案の違い

打診と提案の違い

- 概要 -

打診とは、交渉を行う時等に、前もって相手に内容やこちらの希望を伝えて、その反応を見る事で、提案とは、議題に対して自分の見解や意見等を提示する事。

- 詳しい解説 -

打診とは、交渉を行う時等に、前もって相手に内容やこちらの希望を伝えて、その反応を見る事である。正式な場で行う提案とは違って、その様な場で伝える前に、相手のリアクションを見ておく、一種の根回し的なもの。あくまでお願いする前の段階の事で、この段階で芳しくない反応が返ってきた場合は、正式に依頼等を行うのを辞めたり、交渉内容を変更する等の調整をする事になる。

一方提案とは、議題に対して自分の見解や意見等を提示する事である。打診とは違って、正式な場で行う事で、根回し的な意味は無い。また、相手の反応を伺う為ではなく、あくまで自分の意見や見解等を伝える事を目的としている。「案」なので、ただの意見ではなく、「こうしてはどうか?」「Aの仕事は後にまわしてBを先に処理した方が効率が良くなると思う」といった議題に沿った案や計画を提示する。