打撲とむちうちの違い

打撲とむちうちの違い

打撲とむちうちの違い

- 概要 -

打撲とは、打ち身とも呼ばれ、身体を強く物等に打ち付けてしまい、その部分が内出血する等してアザになる事。むちうちとは、自動車事故等に遭った際に、首回りの組織を痛めてしまって起こる、頭痛やしびれ、めまい等の症状の総称。

- 詳しい解説 -

打撲とは、打ち身とも呼ばれ、身体を強く物等に打ち付けてしまい、その部分が内出血する等してアザになる事である。日常生活やスポーツをしている時、交通事故に遭ってしまった時等、打撲はどんな時にでも負ってしまう可能性のある怪我といえる。ちなみに、強く打ちつけて、傷口がアザだけでなく出血を伴った場合はもはや打撲とは言わず、怪我となる。血が出ないので油断しがちだが、遅れて他の症状が出てくる可能性もある為、程度によっては丸一日は様子を見た方が良い。

むちうちとは、自動車事故等に遭った際や、ぶつかりこそしなかったが急停車等を行った際に、首回りの組織を痛めてしまって起こる、首や背中、肩等の痛み、頭痛や手足のしびれ、めまい、吐き気、食欲不振等の症状の総称である。打撲にくらべるとむちうちになる機会はそう多くは無い。「頸椎捻挫」「頸部挫傷」「外傷性頸部症候群」とも呼ばれる。治療には約3か月程の期間が必要となり、主な治療法は針やカイロ、整体等で、長期間通院を続けなければならない。また、後遺症の心配も出てくる為、無理は禁物である。