ウイルスと病原菌の違い

ウイルスと病原菌の違い

ウイルスと病原菌の違い

- 概要 -

ウイルスとは、自分だけでは増殖する事が出来ず、人等の生物の細胞の中に入り込んで増殖する、病気の元となる微生物の事。病原菌とは、病気を引き起こす様な細菌類の事を指し、ウイルスとは違って水と栄養があれば自ら増殖する事が出来る。

- 詳しい解説 -

ウイルスとは、自分だけでは増殖する事が出来ず、人等の生物の細胞の中に入り込んで増殖する、病気の元となる微生物の事である。ウイルスが原因の病気にかかってしまった場合は、病原菌由来の病気とは違って抗生物質が効かない為、自己免疫力と対処療法で治すしか無い。インフルエンザ等、一部抗ウイルス剤が開発されているものもあるが、基本的には寝て治すしか無い。一度かかったウイルス性の病気は、同じ型であれば2度目は免疫が出来てかかりにくい。

病原菌とは、病気を引き起こす様な細菌類の事を指し、ウイルスとは違って水と栄養があれば自ら増殖する事が出来る。その為、生物以外の場所に生息し、そこで増殖している事もある。一部例外はあるものの、ウイルスとは違って抗生物質が効くので、治療法としては抗生物質+免疫力+対処療法となる。病原菌由来の病気は、一度かかって治っても、免疫力が下がると再発を繰り返す物も多い。