お釈迦様とブッダの違い

お釈迦様とブッダの違い

お釈迦様とブッダの違い

- 概要 -

お釈迦様とは、仏教の開祖であり、本名はゴーダマ・シッダルタというネパールの部族の王子の事。ブッダとは、「悟りを開いた人」という尊称の事で、特定の人物を指す言葉ではない。

- 詳しい解説 -

お釈迦様とは、仏教の開祖であり、本名はゴーダマ・シッダルタというネパールの部族の王子の事である。つまり元々は人間だった。釈迦族出身であった為、お釈迦様と呼ばれている。他に「釈迦牟尼」や「釈尊」と呼ばれている事もある。お釈迦様も修行をして悟りを開いた人であった為、ブッダの一人と言える。ちなみに仏教の前に、インドでは既にヒンドゥー教が生まれており、お釈迦様はヒンドゥー教の影響を受けて仏教をはじめたという説もある。

一方ブッダ(仏陀)とは、「悟りを開いた人」「目覚めた人」という尊称の事で、お釈迦様の様に特定の人物を指す言葉ではない。その為、お釈迦様とは違って他にも何人も存在していて、お釈迦様より先に悟りを開いたとされる人もいたとされている。