平原と盆地の違い

平原と盆地の違い

平原と盆地の違い

- 概要 -

平原とは、広々としていて、平らな野原が広がっている様な土地の事で、盆地とは、周囲を山々等に囲まれており、それらに比べて盆状にくぼんだ平らな土地の事。

- 詳しい解説 -

平原とは、広々としていて、平らな野原が広がっている様な土地の事である。特に広いものは大平原と呼ばれる。平原と似ている平野との明確な定義は無いが、平野よりも範囲の広い物を平原と名付けている所が多い。また、盆地とは違って、周囲が山々に囲まれているものとは限らない。広義では、平野や高原、盆地も平原に含まれる。陸地だけでなく、深海底には深海平原と呼ばれる非常に平坦で滑らかな土地が存在している。

一方盆地とは、周囲を山々等に囲まれており、それらに比べて盆状にくぼんだ平らな土地の事である。盆地には様々な種類があり、浸食盆地と断層盆地に大別されている。周囲の斜面から低温で湿潤な空気が弱い風によって盆地にたまった時に発生する盆地霧という独特の霧が発生する事がある。