ブルースとR&Bの違い

ブルースとR&Bの違い

ブルースとR&Bの違い

- 概要 -

ブルースとは、アメリカ南部の黒人達から発生したブルーノート音階と旋法を用いた音楽で、悲しみや怒り等の感情を込めて歌われる。R&Bとはアメリカの黒人音楽の一種でアフタービートのリズムに乗って叫ぶ様に歌う。

- 詳しい解説 -

ブルースとは、アメリカ南部の黒人達から発生したブルーノート音階(長音階のミ、ソ、シの音を半音下げる音階)と旋法を用いた音楽の事で、悲しみや怒り等の感情を込めて歌われるのが特徴である。白人社会の中で黒人が虐げられ、その感情を黒人奴隷がギター等で弾き語りをしたのが始まり。R&Bとは違って大衆的。ジャズの母体の一つとなった音楽で、即興的に歌われる事も多い。

一方R&Bとは、リズムアンドブルースの略であり、アメリカの黒人音楽の一種で、強烈なアフタービートのリズムに乗って叫ぶ様に歌うのが特徴である。ブルースとは違って弾き語りというよりは、バンドの演奏に合わせて、都会的に歌う。ジャズ音楽の一形式であり、またロックンロールの元となった音楽の種類の事。